この記事では、サーキット走行前にしておいたほうがいい点検、整備内容を紹介します。
サーキットを走ってみたいんだけど、クルマになにかしたほうがいいの?とか今の状態でサーキット走れるの?と疑問に思っている人はこの記事を読むとどんな準備をしたらいいかがわかります。
サーキット走行前にやっておくべき点検・作業
まず結論から言いますと、サーキット初走行のときは、特別な改造はいりません。以前この記事で説明したクルマのタイプでしたら、ノーマルでOKです。
※サーキット走行数回目の人や、サーキットは行ったことないけど山のドライブが好きな人はブレーキパッドの交換はしたほうがいいと思います。
しかしメンテナンスは必要です。これから必要だと思うメンテナンスを解説していきます。
タイヤの点検
タイヤ溝の残量やひび割れ、異物が刺さっていないか、空気圧を点検します。
エンジンオイルの点検・交換
エンジンオイルの量や汚れを点検します。
オイルが汚れていたり最近替えてない場合は、サーキット走行前にオイル交換をしておきましょう。
サーキット走行はいつもの街乗りと比べてエンジンの負荷がかかるので、ちょっといいエンジンオイルに交換することをおススメします。
その他油脂類の点検
各油脂類が規定値まで入っているかを確認します。
- ミッションオイル or ATフルード
- 冷却水
- ブレーキフルード
- クラッチフルード
- パワステフルード
これらの油脂類は基本的に減ることはないはずなので、大きく減っていたら油漏れの可能性があります。下回りを点検して油がにじんでいるところがないか確認してください。
ブレーキパッドの残量確認
サーキット走行においてブレーキ関係は超重要です。パッドの残量は必ず確認してください。
少なくなっていた場合は、純正パッドにかえるよりも、少し耐熱温度の高いスポーツパッドにしましょう。サーキット走行に少し慣れてくると純正パッドでは持たないことが多いです。
はじめはブレーキパッドメーカーのエントリーモデルで十分です。耐熱温度500度程度のものを選びましょう。逆に耐熱温度が高すぎるものだと街乗りで支障が出ます。
エンジンルーム内の点検
- 油が漏れているところはないか
- 外れそうなキャップはないか
- ベルトは劣化していないか
上記ポイントを重点して点検しましょう。意外とキャップが外れかけていることがあります。
車内の不要なものの片付け・固定確認
サーキット走行では車内も激しくGがかかります。ドリンクホルダーや車内の芳香剤、小物入れの中など動きそうなものは片づけておきましょう。
もちろんぬいぐるみやルームミラーにぶら下げてあるものもクルマから降ろします。
足元の発煙筒も外しておいたほうがいいです。走行中に外れたことに気を取られて、1コーナー突っ込んでいった友人がいますw
ガラスの清掃
ガラスが汚れていると、走行中に気になります。クルマ全体を洗車していったほうがいいですが、特にガラスは内側外側ともにきれいにしましょう。
さいごに
この記事を見て、ちょっと難しいな…と思った方はお店に点検をお願いしましょう。エンジンオイル交換と一緒に見てくれると思います。
初めてのサーキット走行に特別な改造は必要ありませんが、点検整備はしっかりしておきましょう。
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