この記事では、クルマの純正部品の購入方法について説明します。
クルマを整備・DIYしていると、消耗部品やゴムブッシュなど純正部品がほしいときがあります。そんなときに、純正部品ってどうやって買えばいいのか分からない、という方もいると思います。
ディーラーは部品頼むだけってなんか敷居高いような気がするし、通販はどこでどうやって注文すればいいかわからない。そんな方に向けて、純正部品の購入方法を、わかりやすく説明します。
それぞれのメリットデメリットも解説しますので、自分に合った方法で購入してください。
純正部品購入方法を紹介
ディーラー
ひとつめは、カーディーラーで購入する方法です。
- メリット
- 店舗数が多い
- 部品番号がわからなくても注文できる
- デメリット
- 注文と受け取りの2回行かないといけない
- なじみのない店には入りにくい
ディーラーで購入する場合は、入店し純正部品が欲しいと言えば、案内してもらえます。その際、車検証が必要になるので持っていきます。
車検証を渡し、部品番号がわかっていれば、番号を伝えます。わからないor自信がなければ「このクルマのどこどこのブッシュが欲しい」などと伝えます。名称などはみんカラなどネットで調べておきましょう。
店によって異なりますが、パソコンでパーツリストの画面を見せてもらいながら、部品の確認をすることが多いです。その時可能なら、該当するパーツリストのページを印刷してもらい、貰うことができるか聞いてみましょう。ダメなお店もありますが、作業の役に立つときがあるので一言お願いしてみるといいと思います。
部品の確認ができたら、金額・納期を教えてもらいます。支払いは、はじめての取引では先払いが多いと思います。
そして、後日部品を受け取りに行きます。
ディーラーで部品購入となると、お店に入りにくい感じがしますが、きちんと対応してもらえますのでそこまで気にしなくていいと思います。
部品共販
ふたつめは、各メーカーの部品共販で購入する方法です。 各都道府県に数店舗ずつですが、メーカーの部品倉庫のようなところがあります。個人での購入も可能です。
メーカーや地域によって呼び方が変わります。部品販売・部品センター・自動車販売部品課などです。
- メリット
- 在庫があればすぐ手に入る
- 部品番号が分からなくても注文できる(旧車・レア車でも対応可が多い)
- 受付の人が部品に詳しい
- デメリット
- 共販自体が少ないので遠い場合がある
- 土日やってないところがある
- 営業時間が短い
部品共販は店舗数が少なくて、営業日や営業時間が短いのが難点ですが、在庫があればすぐに手に入ることが一番のメリットです。急ぎで部品が欲しい時に重宝します。
また、旧車のパーツリストが置いてあることがあるので、ディーラーでは調べられない車種でも部品共販ならわかる場合があります。従業員さんも部品専門でやっているので詳しい人が多いです。購入方法はディーラーと同じです。
部品共販が近くにある、平日に買いに行ける人にはおススメです。
ネット通販
三つめは、ネット通販で購入する方法です。すでに部品番号がわかっているときに利用します。
大きく分けて、部品番号で検索して購入する方法(モノタロウ・Amazonなど)と、メールや問い合わせフォームで見積もりをしてから購入する方法があります。
それぞれのメリットデメリット
- ネット通販 ー 部品番号で検索して購入する方法(モノタロウ) ー
- メリット
- いつでも買える
- 土日は5%OFF
- 値段がすぐわかる
- デメリット
- 送料がかかる(3500円以上は送料無料)
- 全ての部品が網羅されていない
- 部品番号が分からないと注文できない
- 会員登録が必要
- メリット
- ネット通販 ー 見積もりをしてから購入する方法 ー
- メリット
- ちょっと安い(サイトによって5%~10%OFF)
- 純正相当品がある場合は安く買える
- デメリット
- 送料、振込手数料がかかる
- 部品番号がわからないと注文できない
- 見積もりを依頼して返ってくるまで値段がわからない
- 問い合わせのやり取りが面倒
- メリット
部品番号がわかれば、モノタロウで検索して購入するのが一番簡単です。
部品番号はパーツリストを入手するか、「megazip」というサイトで検索できます。
部品点数が多い場合や、モノタロウに出てこない部品は見積もり問い合わせて購入します。
問い合わせがメールの場合は、私はこのように送っています。
部品番号から検索して購入する場合は、サイトによっては定価よりも高く売っていることがあるので注意してください。モノタロウや問い合わせて購入する場合は、定価より高くなることはないと思います。
パーツリストをお持ちの方や、自分で部品番号を検索できる人におススメの購入方法です。
「純正部品購入」自分の場合は…
・購入する部品が少ない場合
モノタロウで検索して、その他部品含めて3500円以上にして購入
・購入する部品が多いorモノタロウで見つからない場合
「多摩部品販売株式会社」というところでメールで問い合わせて購入
返信が早く、純正相当品も対応してもらえるので、最近はここで購入させてもらっています。
ディーラーや部品共販は、2回行かないといけない場合が多く面倒なので、最近はネット通販ばかり利用しています。
さいごに
パーツリストを持っているかでベストな購入先が変わってきます。ヤフオクやメルカリでパーツリストが安く買える車種の方は、持っていて損はないと思います。
まとめると
ディーラーに行く時間がある人はディーラー
急ぎで部品が欲しい時は部品共販
忙しくてお店に行けない方や、パーツリストや「megazip」で欲しい部品番号を探せる人は、ネット通販
がいいかと思います。
みなさん、ぜひ純正部品を入手して、自分でクルマの整備・DIYをしていきましょう!
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