【初心者向け】サーキット走行におすすめの車種【低予算】

初めてのサーキット走行

この記事では、サーキットを走れる車が欲しいけど、どんな車種がいいのかわからない、という方に向けて、サーキット走行におススメのクルマを紹介します。

もし今から自分が初めて車を買うなら、どんなクルマを選ぶかという視点で考えてみました。学生もしくは社会人になったくらいの年齢層と予算を想定しています。また、大人の遊び車・セカンドカー候補としてもいいと思います。

一番のおススメは自分の欲しいクルマです。欲しい車種が決まっていればそのクルマを購入することをおススメします。ちょっと予算が高かったり、サーキット向きじゃないかなーという車種でも自分の欲しいクルマを買うのが一番いいと思います。

それでは、欲しいクルマが決まっていない人に向けて予算別におススメの車種を紹介します。予算は中古車サイトを参考にしました。ヤフオク購入ならもう少し安いタマもあります。

おすすめの車種(予算50万以下)

スズキ アルト 20万~

Tennen-Gas – 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=4486074による

サーキットを走るのに軽自動車?と思う方もいるかもしれませんが、十分楽しめます。軽自動車の耐久レースもあり、サーキットを走っている人はいっぱいいます。

軽自動車のメリットとして、車両重量が軽い、車両費が安い、維持費が安い、タイヤ代が安い、燃費がいい、メンテがしやすい、パワーがないのでなるべく速度を落とさないよう丁寧な走りが覚えられる、等あります。

デメリットは、パワーがない、遠出が少し苦手、見栄がはれないです。

アルトは社外部品が豊富でいじりやすいです。

こだわりがなければ新規格以降(5代目 HA12S/22S/23S、12V/23V)が維持がしやすいかと思います。この時代の軽自動車はMT車がおススメです。

ダイハツ ミラ・エッセ 20万~

TTTNIS – 投稿者自身による作品, パブリック・ドメイン, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=10014311による
Kuha455405 – 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=5964656による

ミラも同様におススメです。こちらも新規格以降(5代目 L700/710型)がおススメです。

エッセは耐久レースで活躍しているので、いろいろ部品があると思います。

トヨタ ヴィッツRS 40万~

https://www.goo-net.com/より引用

軽量ボディに1.5L のエンジンと十分なパワーがあり、乗っていて楽しいクルマです。サイドブレーキもよく効くのでジムカーナでも楽しめます。

初代(NCP13)と2代目(NCP91)のグレードRSはどちらも40万円からありますが、2代目はエンジンが同じで重くなっているので(初代:940kg、2代目:1030kg)、新しいほうがいい人は2代目、軽いほうがいい人は初代をおススメします。また、1.3LのRSもあるので注意が必要です。

おすすめの車種(予算100万以下)

スズキ スイフトスポーツ 50万~

https://www.goo-net.com/より引用

2代目スイフトのスポーツ(ZC31S)はタマ数、改造部品が多く、維持・改造がしやすいです。車重が1tを超え、排気量も1.6Lあるので維持費が少し上がるのがデメリットです。

サーキットを走っている人が多く、仲間が見つけやすい車種です。

スズキ アルトターボRS 60万~ 

https://www.goo-net.com/より引用

8代目アルト(HA36S)のターボRSです。AT車でも構わないという人におススメです。のちにワークスが発売されたため、年式・程度のわりにお買い得に購入できます。

軽量・高剛性のボディとターボエンジンにより、きびきびとした走りが楽しめます。

マツダ RX-8 80万~

https://www.goo-net.com/より引用

少し前より相場が上がってしまいましたが、RX-8はサーキット走行におススメです。エンジンもいいですが、ブレーキ性能が良く安心して走れます。駆動方式がFRなので、FRを探している人向けです。デメリットは燃費が悪いことと、タイヤが大きいのでタイヤ代がかかることです。

おすすめの車種(予算100万~)

マツダ NCロードスター RHT 100万~

https://www.goo-net.com/より引用

ロードスターは初代から現行まで4代あります。初代・2代目は年式が古く、最近は価格も上がっているため、3代目がおススメです。

人気はいまひとつですが、1100kg程のボディに2Lのエンジンで十分軽量です。

多くのサーキットではオープンカーはロールゲージが必須なので、ロードスターでサーキットを走るにはロールゲージを組む必要があります。

ですが、そのなかでリトラクタブルハードトップ(RHT)はロールゲージ不要で走れますので、おススメです。

スズキ アルトワークス 100万~

https://www.goo-net.com/より引用

8代目アルト(HA36S)のワークスです。維持費が安く、壊れず走り回りたいという人向けです。実用性も十分あり、改造部品もたくさんあります。

以前のアルトワークスは年式が古く、程度のいいものが少ないので、自分でメンテができる人でない限り辞めておいたほうが無難です。

トヨタ 86 スバル BRZ 150万~

https://www.goo-net.com/より引用

いわずと知れたトヨタ・スバルのスポーツカーです。タマ数、部品ともに多く、仲間も見つけやすいでしょう。

さいごに

数年前まではレビン/トレノ、MR-S、シルビア、EG/EKシビック、インテグラ、NA/NBロードスター、インプ、エボなどお手頃なスポーツカーがいっぱいあったのですが、最近は価格が高騰しています。年式も古くなりがちなので程度のいいものを探すことが難しく、おすすめからは外しました。

車の運転がうまくなりたい!サーキットで速く走れるようになりたい!という人は、購入費・維持費の安いクルマを買って、たくさんサーキットを走りこむことが大事だと思います。背伸びしていいクルマを買って維持するのに手いっぱいになってしまったら本末転倒です。

もし自分が今初めてのクルマを買うなら、軽自動車(アルト・ミラ・エッセ)を安く買ってメンテ・改造をしながら走り回ると思います。

こちらのページでサーキット走行に必要な改造も紹介しています。

みなさんの愛車購入に少しでも参考になればうれしいです。サーキット走行楽しみましょう!

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