この記事では、バッテリー上がりの際に役に立つジャンプスターターの選び方を説明します。この記事を読むと、自分の用途やクルマに合ったジャンプスターターを購入することができます。
おさえておくポイントは3つです。
- 一番大事なのは最大電流
- 容量
- その他使用用途があるか
順番に説明します。
ジャンプスターターとは
ジャンプスターターとはクルマのバッテリーが上がった際に使用する、予備バッテリーのようなものです。クルマのバッテリーのプラス端子とマイナス端子を挟み込んで使います。
スマホのモバイルバッテリーに似ていますが、一度に大きな電流を流すことができることと、出力できる電圧が違います。
価格は5000円から25000円くらいまでと幅があります。
ジャンプスターターの使用方法は下記ページで紹介しています。
ジャンプスターターを選ぶポイント
ジャンプスターターを選ぶポイントは下記の3つです。
一番大事なのは最大電流
この数値が大きいほど一度に大量の電流を流すことができます。ピーク電流とも言います。
基本的にクルマは排気量が大きいほうがエンジンスタート時に必要な電流が大きくなります。
自分のクルマの排気量を確認して、必要な電流値以上のものを買いましょう。バッテリーの上がり具合によって必要な電流もかわってきますので、なるべく最大電流は大きいものを選んだほうがいいと思います。
容量
バッテリーの容量はエンジン始動の際はあまり関係ありません。もともとたくさんセルを回さないとエンジンがかからないようなクルマ(古いキャブ車等)は容量が大きいほうがいいと思いますが、通常のクルマでしたらそれほど気にしなくていいと思います。
後述するように、普段使いとしてスマホのバッテリー用のモバイルバッテリーとしても使いたい、キャンプでコンセント電源として使いたい方は、用途に合った容量のものを選びましょう。
その他使用用途があるか
ジャンプスターターによっては、スマホなどのUSB充電ができるものや、ノートパソコンが充電できるもの、家庭用コンセント(100V)が使用できるものがあります。災害時に非常用の電源にもなります。
自分の持っているジャンプスターター
自分の使っているジャンプスターターは5年前にamazonで購入し、現役です。
スペック
- 最大電流:500A
- 容量 :13600mAh
- 出力電圧:5V、12V、16V、19V (USB充電、ノートパソコン充電可能)
- 価格 :6280円
- 購入日 :2016年10月
このスターターで軽自動車(マイティボーイ)の始動を合計20回以上行い、インプレッサ(2Lターボ)の始動も可能でした。
おすすめジャンプスターター
自分と同じものはもう販売されていなかったので、良さそうなものをピックアップしました。最近のものは安くて高性能ですね。
FISHERFANS FF1
- 最大電流:1000A
- 容量 :12800mAh
- 出力電圧:5V、12V(USB充電可能)
コンパクトで、たいていのクルマは始動できると思います。
Flylinktech 24000mAh
- 最大電流:2500A
- 容量 :24000mAh
- 出力電圧:5V、9V、12V、AC110V(USB充電、コンセント使用可能)
こちらの商品はほとんどのクルマが始動可能で、コンセントも1口(100Wまで)ついています。容量も大きいので、停電時の非常用電源にも使えます。
日立オートパーツ&サービス PS-16000RP
- 最大電流:600A
- 容量 :16000mAh
- 出力電圧:5V、12V(USB充電可能)
安心の日本製です。価格は高いですが、海外製のバッテリーは不安という方はこちらがおススメです。
さいごに
タイプ別に3つ紹介しました。一つ車に積んでおくと、もしものときに役に立つと思います。また、出先でスマホの充電がなくなった時に充電することもできますよ。
みなさんのカーライフの役に立てたらうれしいです。日々のバッテリーの点検も忘れずに…
コメント