【おススメ】バッテリー上がり ジャンプスターターによる救援方法

トラブル

この記事ではクルマのバッテリーが上がってしまい、エンジンがかからなくなってしまったときのジャンプスターター(モバイルバッテリー)を使用した救援方法を紹介します。

バッテリーが上がってしまう前に、どういう準備をしたらいいんだろう、という方向けにわかりやすく説明します。実際にジャンプスターターを使用した救援方法の手順も一から説明しますので、参考になると幸いです。

バッテリーが上がってしまった場合、下記の3種類の対処方法があります。

  • ほかの車からブースターケーブルを使って電気を供給する
  • ジャンプスターター(モバイルバッテリー)を使って電気を供給する
  • ロードサービスを依頼する

今回はジャンプスターター(モバイルバッテリー)を使って電気を供給する方法を詳しく説明します。

何度もバッテリーを上げてきた自分が最もお勧めするのがこの方法です。

ジャンプスターター(モバイルバッテリー)を使って電気を供給する

この方法はジャンプスターターを事前に準備しておき、もしバッテリーが上がってしまったときにジャンピングスターターを使用してエンジンを始動させるものです。

ジャンプスターターとは

ジャンプスターターとはクルマのバッテリーが上がってしまったときに使用する補助バッテリーのことです。スマホのモバイルバッテリーと似ていますが(実際にスマホが充電できるものも多いです)、セルモーター用に瞬間的に大きな電流が流せるようになっています。

自分は数年前にamazonで買ったものを使用しています。

ジャンプスターターの選び方を紹介した記事もありますので、参考にしてください。

ジャンピングスターター(モバイルバッテリー)のメリットデメリット

メリットは下記になります。

  • ほかのクルマ(救援車両)が必要ない
  • ブースターケーブルを使用する方法に比べ簡単
  • 普段はモバイルバッテリーとしてスマホ等を充電できるものが多い

次はデメリットです。

  • 事前に購入しておく必要がある
  • ブースターケーブルに比べて値段が高い
  • 日頃から充電が十分にされているか、使用できるかを確認しておく必要がある
  • 海外製のものが多く、故障(初期不良含む)する恐れがある

ジャンピングスターター(モバイルバッテリー)を使用した作業手順

作業手順は下記になります。注意点や重要ポイントやうまくいかなかった場合の対処方法は下のほうで詳しく説明します。あわせて購入したジャンプスターターの取扱説明書もよく読んでください。

  • 故障車両のキーをOFFにする
  • ジャンプスターターをバッテリーに接続する
  • ジャンプスターターのスイッチを入れる
  • 故障車両のエンジンをかける
  • ジャンプスターターを取り外す
  • 故障車両は30分ほどエンジンをかけておく

故障車両のキーをOFFにする

故障車両のキーをOFFにしておきます。また、エアコンやヘッドライトをOFFにします。不要な電装品が接続されていないかも確認してください。ONのままだと、ジャンプスターターのスイッチを入れた瞬間に大きな電流が流れ、ジャンプスターターの安全装置が作動して停止したり、壊れる恐れがあります。

ジャンプスターターをバッテリーに接続する

ジャンプスターターのクリップを接続します。たいていは赤いクリップをバッテリーのプラス端子、黒いクリップをバッテリーのマイナス端子に接続します。とても重要ですので取説で確認してください。接続順はプラス端子→マイナス端子で接続します。

ジャンプスターターのスイッチを入れる

ジャンプスターターのスイッチを入れます。この瞬間にジャンプスターターから電力が供給されます。表示が一瞬ついてすぐ消える場合は接続方法が間違っているか、ヘッドライト等のスイッチが入っている可能性があります。

故障車両のエンジンをかける

故障車両のエンジンをかけます。かからない場合は、クリップが外れていないか、ジャンプスターターの安全装置が作動して停止していないか確認してください。かかりそうだけど力が弱い場合は、ジャンプスターのスイッチを入れてからしばらく放置して(10分くらい。タイマーで電源が切れていないか、始動する分の容量が残っているかを確認しながら)から、エンジンをかけてみてください。

上記を試しても始動しない場合は、ロードサービスを呼ぶことをお勧めします。

ジャンプスターターを取り外す

エンジンがかかったら、エンジンをかけたままジャンプスターを取り外します。その際はエンジンルームの中にはベルトやファンなどの回転物がありますので、服や髪の毛、マフラーが巻き込まれないよう注意してください。外す際は念のため、マイナス端子のクリップ→プラス端子のクリップの順で外してください。

故障車両は30分ほどエンジンをかけておく

その後、30分程度はクルマのバッテリー充電のためエンジンをかけておいてください。運転するのが一番ですが、マニュアル車でもしエンストすると、電力不足でセルが回らず立ち往生する恐れがありますので非常に緊張感があります。注意してください。

最後に

ジャンプスタータを使用して救援する方法はブースターケーブルを使用する方法に比べて、ほかのクルマが必要ないことが一番のメリットです。なかなかすぐに知り合いにクルマで来てもらったり、近くの知らない人にお願いするのは難しいと思います。また、ロードサービスは加入していなければ費用が掛かりますし、来てもらうのに時間がかかります。

バッテリーの容量が大きいので、災害時に停電した際には、スマホの充電にも役に立ちます。クルマのシガーソケットで充電できるものも多いので、再使用もできます。

ぜひ1台準備し、車載しておくことをお勧めします。

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